「親の自己肯定感」に関する3つのポイント

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こんにちは!隊長です!

今回は育児に悩んでいる方必見!
「親の自己肯定感」についてです。

そして、初めてのレビュー記事になります。

「子どもの自己肯定感を上げよう」という
本は山のようにあります。
最近子育てをしていて思うのは、
「子どもの前に親の自己肯定感について考えるほうが大事なのではないか」ということ。

そこで私が手に取った本はこちら

大日向雅美先生の「もう悩まない!自己肯定の幸せ子育て」です。

簡単に大日向雅美先生のプロフィール紹介です。

・恵泉女学園大学学長
・NPO法人あい・ぽーとステーション代表理事
・Eテレ「すくすく子育て」にも専門家として出演

私が知ったのは読売新聞の「人生案内」
何度も素晴らしい回答をしてらっしゃる先生です。
一度読んでみてください。

現在、育児に悩んでいる人
子どもをどう叱ったらいいかわからない
親の自己肯定感に興味がある人

は是非この記事を読んで頂ください。
参考になる部分、勉強になる部分が多く見つかるはずです。

今回は親の自己肯定感に関するポイントを以下の3つに絞って書いていきます。

・自己肯定感を下げる原因と対策
・𠮟り方
・大日向先生の温かい言葉

この本は母親目線で書かれていますが、
父親にも当てはまることが多いです。
適宜読み替えてくださいね。
では早速見ていきましょう!

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母親の自己肯定感を下げる要因と対策

自己肯定感を下げる要因は以下の通りです。

・人と比較
・べきお化け
・夫

人と比較

最近インスタなどのSNSで、すごい手の込んだ料理やすごいキレイなリビングの写真があがっています。
それを見て
「私はまだまだ頑張りが足りない」
「私はダメなママだ」

と感じてしまう人がとても多いです。

実際に、我が家でも妻がまさにそう感じていました。

SNSのきらびやかな写真はそれ用に作られていることを理解した上で楽しむのが大切。

比較は全てが悪い訳ではなく、比較することで自分を客観視できるメリットもあります

数は少なくていい、あなたを大切に思ってくれている人、尊敬できる人の意見を聞こう!

そうすることで、不特定多数の人の意見に惑わされることが減ります。

べきお化け

子どもは母乳で育てるべき
ごはんは手作りすべき
母親はいつも優しく笑顔でいるべき
3歳までは母親が育てるべき

このような「~なら〇〇すべき」という社会的風潮に多くの母親が苦しめられています。

多くは科学的根拠がないと言われています。
それが根付いてしまったのは、歴史的背景があると思われます。

いつのまにか母親の心に住み着き、
できないことで
「私はダメな親」
「母親失格」

と悩む親も多いです。

でもできないことはあなたのせいでは
ありません。

べきお化けにまとわりつかれているのです。

そして、べきお化けを退治する方法は

社会全体で考え、意識を変えていくこと。そのために母親もしくはその周囲の人間が声をあげていく必要がある。


べきお化けで苦しんでいる、悩んでいるお母さんは中々「助けて」が言えません。

是非代わりに、社会に対しておかしいことはおかしいと、周囲の人間が声をあげていくことが大事ですね。

そのおかげで、いくつかの「べきお化け」は退治され始めているのではないでしょうか。

父親としては「ギクッ!とすること」もあるかもしれません。

妻が育児で思う「こんなハズではなかった」と思うことの代表格が「夫」だそうです。

父親も子育てをするのが当たり前の世の中になりイクメンという言葉も生まれました。
それと同時に厄介なイクメンが生まれているそうです。

夫の皆さん、次のようなことを言ったりしたりしていませんか?

・「母親だろ、しっかりしろよ」
 「母親なら○○すべき」
・「愚痴を聞いてあげるよ」という上から目線
・困ったら
「やっぱり母親が一番だよな」
「俺はお腹痛めてないから」
等の開き直り
・妻そっちのけで子どもに全力投球
・ちょっとのことで育児できますアピール

子育ては夫婦でするもの。写真のように妻と夫が別々に子どもと関わるV字型ではなく、夫婦一丸となって子どもと関わるT字型を目指しましょう。

そして本には奥さんと少しでも多くしゃべりましょうと書いてあります。

奥さんは育児だけでなく普段の何気ない会話、話ができることを望んでいると。

実際に私の妻からも「育児の話だけでなくもっといろんなことを話したい」と言われたこともあります。

自戒を込めて、書かせて頂きました。
気を付けていきたいですね。

本には祖父母との関係のことも書いてあります。
今回は割愛しましたが、気になる方はぜひ本書を読んでくださいね。

𠮟り方

親が頭を悩ますことの1つに叱り方があります。

「強く言い過ぎた」
「もっと話を聞いてあげればよかった」

と自分を責めて自己肯定感を下げることがあります。

ではどう叱ったらいいのか。
子どもといつも関わっている隊長が
これは大事と思ったことがコチラです。

・子どもの発達に合った叱り方をしていますか?
・叩く、殴るは虐待。人格否定ではなく行為を叱る。
・感情的にではなく、感情をこめて叱る。
・その時に、その場にいた人が、その場限りで叱る。

子どもは親の言うことを理解しているように見えて、実際には理解できてない、忘れてしまうことが多々あります。
「わかったって言ったのにわかってないじゃない」
「さっき約束をしたのに、約束を守れない」

など、子どもの発達に合ってないなぁという叱り方を良く目撃します。

一度言っただけでできるわけありません。
それが子どもという生き物。
根気よく繰り返し伝えていく必要があります。

叩く、殴るは論外です
よく叩、殴るをしつけだという人がいますが、やめてほしい行動があるなら、恐怖でやめさせるのではなく、意味を子どもに理解してもらい、やめてもらうのがほんとうのしつけです。
そして、「性格が悪いから」「お前は悪い子」という人格を否定するのではなく、やってしまった行為を叱るようにしましょう。

感情的ではなく、感情を込めて叱る。
これも大事なことだと思います。
感情的になるとやはり親は後で後悔しやすくなりますし、恐怖で行動を制限することにつながっていきます。
あくまでも冷静に、
「本当に危ないからやってはいけない」
「悲しいからやめてほしい」等
感情をこめて叱ると伝わりやすくなります。

その時に、その時いた人が、その場限りで叱ること。
よくあるのが
「あとでお父さんに怒ってもらうからね」
「~~すると(しないと)先生に怒られるよ」
です。

本当によくあるんです。「自分で叱りなさい」と心の中でいつもツッコミを入れています。
その時にいない部外者(見ていない人)から注意されて説得力があると思いますか?

後を引きづらないように、その時に居合わせた人がその場限りで叱ってください。

色々書かせてもらいましたが、やっぱり育児や仕事で疲れているとどうしてもイライラしてしまいがちです。

一人の時間や、ゆとりを持てるように時短家電導入や周囲の人に助けを求めることも大事。
頑張りすぎない!

我が家でも時短家電を取り入れて、ゆとりをもてるよう工夫しています。
本には意外と難しいほめ方にも触れられています。良ければ読んでみてくださいね。

大日向先生の温かい言葉

この本を読んで私の心が温かくなった言葉をいくつか紹介します。
きっと自分を肯定できるヒントになると思います。
他にもたくさんの温かい、タメになるフレーズがあります。気になった方はぜひ本を読んでみてくださいね。

悩んでいい

「友達がいない」
「何度言ってもわからない」
「しゃべらない」
など育児をしているとたくさんの悩みを抱えますよね。

子どもに対する、苛立ち、戸惑い、悲しみ等の悩みの原因は、親が子どもに対して「こうあってほしい」という理想と、現実のお子さんの姿のギャップから生まれます。

子どもは親の言う通りには育ちません。

だからこそ親は悩み、学ぼうとするのです。
悩むのも悪いことばかりではありません。

あまりに思い詰めなければ悩んでもいいのです。

自信がなくても大丈夫

失敗や挫折を経験してても大丈夫。

その時感じた気持ちや経験は子育てに役立つ時が来ます。
その経験をしているからこそ子どもの気持ちがわかることもあります。
親が完璧でなくても、社会が補完してくれます。

親にできることには限りがある

親は完璧ではありません。
親にできることには限りがあります。
親にできないことは、保育園、学校、地域の人、社会を頼りましょう。
好奇心や友達とのコミュニケーション力などの非認知能力も地域や社会で養われることが多いです。

子育て、親はふらここのように

「ふらここ」とは「ブランコ」のこと。
ブランコが行ったり来たりするように、育児や親の心もいい時や悪い時があります。
ずっといい、ずっと悪いはありません。
子どもも調子いい時もあれば悪い時もあります。
子どもの姿をあるがままに受け入れましょう。

最後に

今回は大日向雅美先生の「もう悩まない!自己肯定の幸せ子育て」を以下のポイントに絞って紹介させていただきました。

・自己肯定感を下げる原因と対策
・𠮟り方
・大日向先生の温かい言葉

親の自己肯定感に興味がある人
今の育児に悩んでいる人
子どもをどうやって叱ったらいいかわからない人

には参考になる部分が多かったのでないでしょうか。

ただあくまで私の記事は、私の視点で書かせていただいています。

本書は例えも多くあり、もっと参考になるはずです。

「子どもの自己肯定感より、まずは親の自己肯定感」

一度立ち止まって見つめなおしてみませんか?

気になった方はぜひ読んでみてくださいね!

以上です。最後まで読んで頂きありがとうございました!

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