事故を減らすために気をつけるべきこと

指導員向け
スポンサーリンク

こんにちは、隊長です!

最近、子どもの悲しい事故が立て続けに起こり、とても胸が痛いですね。

今回は
「どうしたら施設での事故を減らすことができるか
について考えてみませんか?

私が考えるに

事故が起こる原因は大きく分けて以下の2つです。

施設によるもの
人によるもの

今回は施設での事故を想定してますが、
各家庭にも通ずるところがあると思います。

どうすれば事故を減らせるのか一緒に考えてみましょう。

スポンサーリンク

施設が原因なものを減らす

まず初めに職員がやるべきことは、
施設の危険箇所の排除です。

「指を挟まないようにガードを付ける」
「床を滑りにくくする」
「とがっている箇所にクッションをつける」 
「転倒防止のために棚を固定する」
   
などです。

子どもがケガをしてしまいそう、
事故が起こりそうな箇所を洗い出し、
直していきましょう。

これは職員総出でやりましょう。

価値観や経験も違うからこそ
いろんな「危険」を
見つけることができます。

ただやったら、もう終わりではなく
定期的なチェックをする必要があります。

やったらやりっぱなしではいけないのです。

人が原因なものを減らす

次に職員がやるべきことは
人が原因となるものを減らすです。

人が原因なものには子ども、職員と2つの場合が考えられます。

子どもによるもの

私たち職員は子ども自身が事故を「避けられるように」する必要があります。

子どもは大人と違って経験も少なく、「○○したらケガするかも」などの予測ができません。

職員は子どもが予測できるようになるために、直接、支援と指導をしなければなりません。
「裸足で走ると足を切るかもよ」
「廊下を走ると誰かとぶつかるよ」
「傘を振り回すと友達に当たるよ」

などですね。

また、児童館では初めて来館した子ほど注意が必要です。

例えばドッジボールをしていても、
常連の子達同士では「こうしたら危ない」「こうなるはずだ」などを知ったうえでプレーします。
しかし、初めての子はこのような空気感はわかりません。
時として突拍子もない動きをすることがあります。
その結果、衝突、転倒など事故が起こりやすくなります。

そういったことも職員が予測し
周りとの温度差やスピード感を調整する必要があります。

職員の働きかけを補助として、子ども一人ひとりが自分で事故を避けることができるように支援することがとても大切!

職員によるもの

残念ながら職員が原因で事故が起きてしまうこともあります。

いわゆるヒューマンエラーですね。

私が考えるに、
「当たり前のことを当たり前にやる」
これができれば職員による事故はほぼ起きないと思います。

園バスの置き去り事故も当たり前の「確認」を怠った結果だと思います。

ただ、職員も機械ではないのでコンディションの悪い日はその当たり前ができない可能性もあります。

人はミスをする生き物。
個人では限界があります。

ミスをいかにフォローする仕組みや環境を作ることができるかが大切!

職員による事故を減らすにはそこが肝になってきます。

コンディションについて

施設にも、人にも注意して取り組んできても事故は起きることがあります。

大人もそうですが、
子どももコンディションがとても大きく影響します。

事故が起きないように予測し続けることは「集中力」が必要です。

「疲れている」
「焦っている」
「興奮している」
「悩み事がある」

があると集中力はガクンと落ちます。
こんな時は事故が起きやすくなります。

例えば、
月曜よりも金曜日、
夏休み前半よりも夏休み終盤、
は本人も気づかない疲れがたまっていることがあります。

ドッジボールをしていても普段なら
「気づけていた」
「避けれていた」
「踏ん張れていた」

ことができなくなります。

こういうときは職員のサポートが必要です。盛り上がりやスピード感をコントロールして、子どもたちのコンディションにあうように手助けしましょう。

事故には子どものコンディションが大きく関係することを忘れずに!

最後に

事故を減らすために注意すべき点について解説してきました。

ただ、それでも事故は起きるもの。
完全になくすことはできません。
十分に気を付けていても
「避けられないもの」はあります。

万が一事故が起きてしまった場合には、「適切な事後対応」が重要です。
それはまたの機会に紹介できたらいいなと思います。

事故は完全に0にはできないが、0に近づけることはできます!

子どもの為に安心安全を追求していきましょう!

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです!
以上です!ではまた!





コメント

タイトルとURLをコピーしました