子どもとの信頼関係を築くために必要な4つのこと

指導員向け
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こんにちは!隊長です!

「新しく入職したけど、子どもとどう接していいかわからない」

「信頼関係ってどうやって築くの?」

「注意したら嫌われないかな?」

って思ったことありませんか?

こういった悩みに学童・児童館歴15年以上の隊長が

信頼関係を築くために必要な4つのことを伝えます!

「私経験者だから必要ないかな」って思ったそこのアナタ!

同じ経験者としての考え方に興味ありませんか?

ぜひみていってくださいね。

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結論

信頼関係を築く方法は色々ありますが、大きく分けると以下の4つだと私は考えています。

・子どもの顔と名前を覚える

・一緒に遊ぶ

・注意する

・困ったときに寄り添う

これを繰り返し、時間をかけることで信頼関係を築いていくことができます。

ではひとつずつ見ていきましょう。

子どもの顔と名前を覚える

「当たり前じゃないか!」と思った方も多いでしょう。私たち大人も相手の人が自分の顔と名前を覚えてくれていると嬉しいですよね。子どもも同じです。これから関係を作っていく上では必要不可欠なことです。

学童クラブであればその性質上、決まった子どもがほぼ毎日登所するので顔と名前を覚えることは容易です。

ただ児童館になるとガラリと変わります。毎日来る子もいれば、週に1回しか来館しない、月に1回、半年に1回・・・など来館ペースは様々。しかも、来館層も乳幼児親子~中高生まで幅広くなります。顔と名前を覚えるのが一気に難しくなるのです。そして覚えるチャンスを逃すと、次からは名前を本人に聞きづらくなります。これは大人の世界でも同じですね(笑)                   いろんな子がいろんなペースで遊びに来るので覚える気がないといつまで経っても覚えることはできません。

私は初めましての時に、ちゃんと自己紹介して名前を教えてもらいます。そして名前を聞いたら何回も「○○さんは~」と会話の中で口に出す。インプットして即座にアウトプットするのです。そうやって脳に叩き込んで覚えましょう。それでも人間ですから忘れることもあります。そんな時は先輩や同僚など周りの人に「さっき私と遊んでた子の名前教えてください」と聞くのもアリですよ。

一緒に遊ぶ

昔、誰かと一緒に楽しく遊んだ時の記憶って今でも残っていませんか?

「同じ釜の飯を食う」じゃありませんが、一緒に楽しい時間を共有することで「○○と遊ぶのは楽しかった」「また一緒に何か楽しい遊びをしたいな」と思ってもらえ、次にまた「遊ぼう?」と誘ってもらいやすくなります。これってすごく大事なことで、当時小学生だった子どもが、「○○と遊んだのが楽しくて、また遊びたくなったから来た」と高校生になって久しぶりに来館するってこともありました。それほど一緒に楽しく遊んだ記憶って残っているのです。

遊びにも体を動かす遊びもあれば、静かな遊びもあります。指導員の中にもそれぞれ得意・不得意があると思います。自分が得意な遊びを通して子どもたちと楽しい時間を「共有」しましょう。

注意する

「注意すると嫌われそう」ってよく聞きますが、本当は逆で、必要な場面でしっかり注意することで信頼関係は築けます。

子どもが注意されて嫌な気持ちになるのは当然ですが、同時に「この指導員はイケナイことをすると注意してくれる」という経験もしていることになります。例えばイケナイことをイケナイと言ってくれる指導員とイケナイことをスルーしてしまう指導員がいたとします。あなたが他人に嫌なことをされたときにどちらに相談したいですか?もちろん前者ですよね。

でもだからといって手あたり次第注意ばっかりしていては信頼関係を築けません。それは恐怖で子どもを縛ることにつながるのでやめてくださいね。

重要なのはメリハリですよ!子どもと遊ぶときはしっかり遊んで楽しい時間を過ごし、イケナイことをした時はしっかり注意する。これが大事です。遊びと注意は必ずセットでしましょう。これテストにでますよ(笑)

困ったときに寄り添う

子どもたちはたくさんの「困った」を抱えています。

心身不調・学校関係・友達トラブル・家庭事情など本当に様々です。そんな困ったに寄り添えていますか?精神論で「もっとがんばれ!」「なんとかなるよ!」なんて言っていませんか?

私は「受容と共感」が大事だと考えています。何か悲しいことがあったなら「何が悲しかったの?」「そうなんだね。それは悲しいね」とまずは受け止めて、子どもの気持ちを言葉にしてあげています。どうしていくかはその次です。これも前項と似ていますが、何か困ったことがあったときに「この指導員なら頼れる」という安心感を抱いてもらうことが大切です。友達トラブル等があったとき、指導員はすぐに解決させようと躍起になり、子どもの心が置き去りになってしまうことがよくあります。何かあったときはすぐに解決方法を示すのではなく、まずは受け止め、寄り添いましょう。解決方法はその次のステージですよ。

最後に

皆さんいかがでしたか?

・子どもの顔と名前を覚える

・一緒に遊ぶ

・注意する

・困ったときに寄り添う

子どもとの信頼関係の築き方を紹介させていただきました。全部できていますか?

新人の方はできることから始めてくださいね。関係が深まれば活動の幅が広がります!

経験者の方には当たり前のことだと思いますが、長く働いているとその当たり前ができていない指導員も多く目にしてきました。当たり前だと思っていることも時折確認が必要ですね。

以上参考になったら嬉しいです!

では、よい指導員ライフをお送りください!

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