良好な人間関係を築くために必要なこと【アサーション】

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こんにちは隊長です!

今回は人間関係のお話。

仕事での悩みランキングの上位に必ず入ってくるのが人間関係ですよね。

・いつも人とうまくいかない
・自分の意見を言いづらい
・他人を気にしすぎる

隊長
隊長

このような人はこの記事をぜひ読んでみましょう!

私は幸い人間関係で苦労したことはありませんが、
これまで仕事での人間関係トラブルは多く見てきました。
特に保育や福祉の仕事は人間関係がこじれやすいように感じます。

職員の人間関係は
子ども対応に直結します。

この記事を読むことで以下のことが学べます。

・人間関係をよくする考え方
・自分を表現することの大切さ
・適切な自己表現の仕方

では見ていきましょう!

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結論

良好な人間関係を築くために必要なことは以下の通りです。

・人には基本伝わらないと考える
・適切な自己表現(アサーティブ)
・自己表現は権利
・思い込み、決めつけをやめよう
・距離をとる

では早速見ていきましょう

人には基本伝わらないと考える

皆さんは「コップ」と聞いてどんなコップを想像しますか?

グラス?陶磁器?色は?取っ手は?
10人いたら10通りのコップがあります。


同じ言葉でも受け取り方や認識に違いやズレが生じ、誤解も生まれます。

なぜなら人それぞれ物の見方や考え方が違うからです。
人はそれぞれ違う環境や考え方で育ってきています。

同じ言葉でもズレて当然なんですね。

「察してほしい」とよく聞きますが、
これはとても難しいことです。

物の見方や認識を一致させるために質問や対話を重ねてズレをなくしていくしかないのです。

・人には人の物の見方や考え方がある
・受け取り方は人によって変わる
・質問や対話でお互いのズレをなくしていこう

適切な自己表現(アサーティブ)

レストランで注文したものと違うものが出てきたときに皆さんならどうしますか?

店員さんを呼んで怒鳴りつけますか?
怒りながら黙って間違って出てきたものを食べますか?
店員さんに変えてもらうよう伝えますか?

自己表現の種類には3種類あるといわれています。

・自分を優先する攻撃型
・相手を優先する非主張型
・自分も、相手も大事にするアサーティブ型

皆さんはどの型でしょうか?

自分を優先し、相手がどうなろうか知ったこっちゃない、勝ち負けにこだわる攻撃型ですか?

相手を優先するあまり、自分の気持ちに蓋をし、我慢し続ける非主張型ですか?

自分の気持ちを大事にしながらも、相手の気持ちに配慮するアサーティブ型ですか?

どれが良好な人間関係を築けるかは一目瞭然ですよね。

私の身近にちょうどいい例があったので載せておきます。

私が前から上司にお願いしていた有給が勤務表に反映されていなかったことがありました。
上司に理由を聞いてみると「忙しくて入らなかった」と。
私は「勤務表作るの大変ですよね。忙しいのは知っているので大変心苦しいのですが、何とかなりませんか?」とお願いしたら、何とか有給を入れてもらえました。

もし、「おかしくないですか?権利ですよね?そこをなんとかするのが管理職の仕事ですよね」と攻撃的だったら、有給は入ったかもしれませんが遺恨を残すことになります。
また、非主張的の場合、理由を聞き、有給も入らず我慢したら「イライラ」が増大していたことでしょう。

相手にも配慮しながらも自分の気持ちを大事にして伝えていく。
お互いを大事にしながら、適切なコミュニケーションをとることを
「アサーション」と言います。

自己表現は権利

皆さんの中には

・こんなこと言ったら怒られるかも
・断ったら悪いな
・間違えたらどうしよう

と思う方がいるかもしれません。

私も昔はそう思っていることがありました。

人には人権があります。
人権とはその人がその人らしく尊重される権利でもあります。
人の考え方、価値観、自己表現は権利でもあります。


自分が感じたこと、考えたことはあなたの権利・自由です。人と違うのは当たり前なのです。
表現の仕方も攻撃的、非主張的、アサーティブ的のどれを選ぶのか、権利はあなたにあります。


気を付けるべきことは、あなたと同じように他人もその権利を持っているということ。

自分が表現したことで、相手が何を感じ、何を思うのかは相手の権利です。

飲み会に誘われたけど嫌々行かなくていいのです。
嫌だったら相手を大事にしながら断っていいのです。
それで相手がどう思うかは相手の権利・自由です。

自分が感じたこと、考えたことはあなたの権利。自信を持って表現しよう!
ただ、相手も同じように権利を持っている。相手に配慮した表現も心がけよう!

思い込み、決めつけをやめよう

人間関係を悪くすることの1つに思い込みや決めつけがあります。
こんなことを思っていたりしませんか?

・○○せねばならない、失敗できない
・私の意見は間違っている、
 自分の意見が正しい
・人を傷つけてはならない
・あの人は○○だから~という噂を信じる

これらの考え方は人間関係を悪くしがちです。


○○せねばならない、失敗できない
→本当にそうでしょうか。
 しなくても、失敗しても案外何とかなる
 のでは?
 リカバリー策を考えておきましょう。

私の意見は間違ってる、自分の意見が正しい
→自分の価値観や考えで判断してませんか?
 世の中にはいろんな価値観や考えが
 あります。
 自分と他人の意見を尊重しましょう。

人を傷つけてはならない
→気を付けていても人を傷つけてしまうこと
 もあるでしょう。
 そんな時は心から謝りましょう。

噂を信じる
→噂も人の価値観や考えが入っています。
 先入観を捨て自分で話してみたらどう?

大事なのは

・「本当にそうか?」と自分の考えに
 疑問をもつ
・失敗したときにどうリカバーするか

 を考える
・自分と他人を尊重する

です。

距離をとる

これは最終手段です。

「努力したけど無理!」
「もうどうにもならない!」

と、中にはどうにもならない人がいるのも事実です。

そんな時は距離を取りましょう。

極力関わらない
周りを頼る
異動する
転職するなど。

頑張り続ける必要はありません。

最後に

今回は良好な人間関係を築くために必要な考え方を下記の通り紹介してきました。

・人には基本伝わらないと考える
・適切な自己表現(アサーティブ)
・自己表現は権利
・思い込み、決めつけをやめよう
・距離をとる


いい保育、子ども対応をするには、良好な職場の人間関係が必須です。

相手を考えずに生きてきた方も、
主張せずに生きてきた方も、
これからは自分も相手も大切にしながら
生きていけたらいいですね!

「過去と他人は変えられなくても、未来と自分は変えていくことができます」

子どもたちのためにも、これから良好な人間関係を築いてきましょう!

ではまた!

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