こんにちは隊長です!
今回は幼児さんがいる「パパママの困った」の解決のお手伝いが少しでもできればいいなと思っています。
公園や児童館などで遊んで帰ろうとした時に、
「なかなか帰ろうとしてくれない」
「癇癪を起こして断固拒否」
こんな場面よくありますよね。
私も児童館でよく見ますし、我が子もよくします。
イライラするし、泣かれるとついついあと少しならいいか・・・ってなっちゃいますよね。
そんな時に試してほしい方法を2つ紹介します。
後、番外編として皆さんに気を付けてほしい行動も書いてあります。
児童館で「その行動あんまりよくないよ」って私が思っていることです。
こちらも併せて読んでほしいです。
私の考えや経験からお話ししますので、すべての子どもにも通用するわけではありませんのであしからず。子どもにもいろんな個性を持った子がいますから。
いろんな方法を試して我が子に合った方法を模索していきましょう!
①「家(帰り道)で何をしようか?」と子どもと一緒に考える
これはある程度、子どもとコミュニケーションが取れる状況で効果があります。
「帰る」という行為は、子どもにしてみれば、「今まで楽しく遊べていたのに遊びが終わってしまう、悲しい、残念、嫌な行為」です。そのため帰りたくないと反発するのは当たり前のことです。
ですから「家に行ったら電車であそぼうか」「家でプリン食べよう」「家までしりとりをして帰ろう」「家まで黄色いお花探しゲームして帰ろう」とか何でもいいので子どもの「楽しいかも?」「次にやりたいこと」を子どもと一緒に考えると、「じゃあ帰る」となることもよくあります。
ゲーム性を持たせるのも◎ですね。
ポイントは子どもと一緒に考えるです。
我が子が何に食いつきやすいのかはパパママが一番わかっているはずです。
ぜひお子さんの好きそうなことを提案してみましょう。
少し食いついてきたらあとはヨイショして楽しい気分を盛り上げていきましょう。
②子どもの大泣きに負けず連れて帰る
子どもに「帰るよ」と伝えても、「まだ帰りたくない」という訴えに負けてしまい中々帰れないパパママがよくいます。
児童館で働いていると本当によく見かける光景です。
良く言えば、「子どもの意思を尊重している」のですが、疲れや養育不安により「子どもの負の感情を受け止めきれず、親が折れてしまっている」という見方もできます。
確かに疲れているときは子どもの泣き声を聞くのはとてもつらいですよね。
私の息子も支援センターから帰ろうとすると大泣きします。
私もまだ遊ぼうかな?と折れそうになることがありますけど、「まだ遊びたかったね」「悲しいね」と子どもの負の感情を言葉にしてあげながらベビーカーに乗せてさっさと帰るようにしています。
帰ろうとする瞬間は激しく抵抗しますが、そこから離れてしまえば違うことに興味を持ち始め、機嫌も回復していきます。
児童館でもそういったシーンはよくあります。玄関までは大泣きしていても、玄関出て歩き始めるともう泣いていなかったり。
子どもの大泣きや癇癪は、帰ろうとするときが一番ピークで、帰り始めると段々おさまっていくことがほとんどです。
泣かれるのはしんどいですが、その時だけと思って、一度大泣きに負けずに連れて帰ってみませんか?
あと、くれぐれも子どもの「まだ遊びたかった」「悲しい」「残念」といった負の感情を言葉にしてあげながら帰るようにしましょうね。
大事なことなので強調しておきます。
「そんなこと言うと余計に泣いちゃうじゃん」という声もありますが、泣くのは悪いことですか?
子どもの感情の育ちにとってみれば「ちゃんと泣ける」ってとっても大事ことなんです。下の記事内にもありますが感情の社会化は意識してくださいね。
番外編:親子で決めたルールはキッチリ守ろう
児童館には親子でルールを決める(何時になったら帰る、針が12になったら帰る、おもちゃや遊具を3つ遊んだら帰る)方も多くいます。
このことに関しては非常に良いことだと思っています。
「帰るよ」と伝えても比較的子どもも納得しやすいですし。
それでもまだまだ子どもですから、帰りたくなくて駄々をこねることもありますよね。
その時は大泣きしても上記②のようにキッチリ約束通り帰るようにしましょう。
そこで「じゃあ、あと10分ね」と折れてしまうと、「約束しても駄々をこねれば遊べる」と誤学習してしまいます。
この誤学習は他にもいろんなシーンで出てきます。例えば「ほしいおもちゃの前で大泣きしたら買ってもらえた」等も誤学習の例としてよく挙げられます。
誤学習はとても怖いもので、続けていくと矯正には膨大な時間と労力を費やす必要があります。
子どもが小さいときから気を付けていきましょう。
最後に
今回は「子どもが公園や児童館などで遊んで帰ろうとした時に、になかなか帰ろうとしない、癇癪を起こす時にどうしたらいいのか」に絞ってお話しました。
私たち児童館職員は、こんなとき子どもが帰れるようにあの手この手を使ってパパママをフォローすることが多いです。
「お子さんのため」もありますが、パパママのイライラが少しでも和らいで帰れるお手伝いが出来たらいいなと思っています。
「1人じゃ無理」って方はぜひ職員さんに相談やお手伝いをお願いしてみて下さい。
子どもに泣かれるとしんどいですが、いろんな方法を試してみましょう。この記事で紹介したことを試したことがない人はぜひ一度試してみてくださいね。
以上です。ではまた!
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