ストレス軽減!?アイメッセージを活用せよ!

指導員向け
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こんにちは!隊長です!

「子どもが言うこと聞いてくれなくてストレス・・」
「発言するのが苦手・・」
「私が嫌なことややめてほしいことを子どもに伝えていいのかな?」

今回はそういった悩みやストレスを抱えている方へのアドバイスです。
私も過去にイライラしたり、自信が持てなくて何も言えなかったりしたことがあります。
そんな時にアイメッセージを知り、使い続けることで苦境を乗り越えることができました。

この技術はみなさん知ってる方も多いと思いますが、
私なりのエッセンスをつけて説明したいと思います。
対子どもだけでなく、対大人にも使えますし、
私は今でも子ども相手や上司・同僚に使っています。
ぜひ最後までみていってね!

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アイメッセージとは

主語を私(I)にして、相手にしてほしいこと意見・気持ちを伝える技術です。


例えば子どもにおもちゃを片づけてほしい時の「片付けなさい」を「(私は)片付けてくれると嬉しい」というように伝える技術です。ちなみに「片付けなさい」は「(あなたが)片付けなさい」ということで、このようなメッセージはユー(you)メッセージと言われています。

メリット

アイメッセージを使うことでのメリットはこちらです。

・イライラが減る

発言しやすい

感情表現できる

です。順番に見ていきましょう。

イライラが減る

忙しいとついつい「片付けなさい」「宿題しなさい」「静かにしなさい」「早くしなさい」等、イライラしながら子どもに言ってしまいますよね。大人のイライラが子どもに伝わる→反論される→更にイライラ・・と、大人も子どももお互いがどんどんイライラする負のスパイラルに陥りがちです。

そんな時にアイメッセージを使うことで、相手をイラっとさせずに、自分の要望と気持ちを伝えることができます。これは相手が子どもでも、大人でも良好な人間関係を築くのに必要なスキルでもあります。またアイメッセージを考えることで一呼吸置くことができ、イライラ度も下がった状態で伝えられます。

実際にはそれでも子どもは言うことを聞いてくれないこともありますが、毎回イライラして関わるよりは子どもも大人も随分ストレスが減ります。

発言しやすい

私はこう見えて人前で発言することが苦手でした。会議でも「間違えたらどうしよう」「的外れだったらどうしよう」と基本いつも黙って、話を振られたら意見を述べるタイプでした。きっと周りは何を考えているかわからなかったでしょう。

そんな自分もアイメッセージを知ってから、発言するときでも、雑談のときも必ず冒頭に「私は」をつけるようにしました。最初はそれでも発言しづらかったですが、慣れてくると不思議と「私の意見は私の意見。それを聞いて相手がどう感じるかはその人の自由だ。それに意見に間違いとかないわ。」と開き直ることができるようになりました。アサーションの技術にも似ていますね。それからは不思議なもので話を振られる前に自分から発言することができるようになりました。

発言するのが苦手な方はぜひ試してみてください。

感情を表現できる

これは私の持論でもありますが、「嬉しい」「楽しい」といったプラスのことも、「悲しい」「怒り」といったマイナスのこともアイメッセージで伝えてよいと考えています。

「私はそんなひどいこと言われて、腹が立ったよ」
「私は信じてもらえなくて、悲しいよ」
「私はたたかれてすごい痛かったし、嫌な気持ちになったよ」

などです。

これは特に指導員をしていて思うことですが、子どもとのかかわりの中で「楽しい、嬉しい」というプラス感情を抱くこともあれば、「悲しい、怒り」というマイナス感情を抱くことも多いです。

この仕事に就く方はまじめな方が多く、頑張り屋さんが多いです。子どもに嫌なことをされても「我慢」「自分が悪い」と抑え込んじゃうことが多く、心を病んでしまう方も少なくありません。元気に働くためにはマイナス感情を適切な形で(怒鳴る等ではなく冷静に)出してあげることが必要です。

また、子どもの中には大人にはちょっとくらいなら何をしても大丈夫と思っている子もいるし、ちゃんと言ってあげないとわからない子もいます。子どもからしたら大人の感情って読みづらいんですよね。大人だって嬉しいことは嬉しい、悲しいことは悲しいと表現してあげたほうがいいです。自分の行動が相手にどんな想いをさせているのかちゃんと伝えてあげないとわからないこともあるのです。

ひとつ注意すべき点として、
「私は片づけてくれないとあなたを嫌いになるよ」
「私はあなたがいい点を取ってくれると信じてるよ」
など脅しや過度なプレッシャーを与えないように気をつけてくださいね。

最後に

皆さんいかがでしたか?
私はことあるごとに使っていたら、子どもから「隊長、男なのに私って変じゃない?」とよく言わるるようになり、そこからジェンダーレス、ジェンダーフリーの話をするまでがセットになりました(笑)
慣れてくれば自然とアイメッセージを使えるようになります。ぜひ今日から使って、ストレスを軽減していきましょう!

以上、参考になったら嬉しいです!
それではみなさん、よい指導員ライフを!

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